今日は、この「だいたい」を「100%」に変えた話をする。
既存の開発チームが採用していた機械学習も LLM も、
建築図面を画像としてそのまま扱う仕組みだった。でも——
AIは「だいたい 60%」しか出せない。0.1% オーバーで建築確認申請アウト。
「ちょっとだけ縮めて」ができない。面積も角度も、画像からは正確に測れない。
これは「だいたい動くけど業務には使えない」の症例。
画像
要件
AI (機械学習 / LLM)
制御不能
画像
間取り
微調整できない
引いた目で観察する。
業務はぜんぶ座標で動いている。なのに AI の前後で画像化が挟まる。
(座標管理)
画像
要件
AI (機械学習 / LLM)
制御不能
画像
間取り
(座標提出)
CAD で図面を引く。座標で管理する。最終的に座標で申請する。
入力も座標。出力も座標。
座標で扱うと決めた瞬間、操作も評価もできるようになった。
CAD
(座標)
「創造」担当
「検証」担当
(座標)
申請
※概念図です。複雑な仕組みがこれを取り囲んでいます。
人間がやっていた作業を、1つ1つ「生成」と「検証」に置き換える。
1F 間取り
2F 間取り
階段位置
屋根形状
窓・開口部
水回りゾーニング
外構 / 駐車場
…
LLM
遺伝的アルゴリズム
厳密解(最適化)
ルールベース
テンプレート
ランダム探索 + 選抜
…
建蔽率
容積率
斜線制限
日影規制
動線チェック
隣地境界
階段寸法 / 避難距離
…
AI に「問い」を投げかけると、AI は「それっぽい解」を出す。
「それっぽい解」が間違っていたら、もの凄い速度で間違った方向に進むだけ。
今回、自分がやったことは、シンプル。
一歩引いて、森を見た。一歩引いて「建築設計の業務を眺めた」。
たったそれだけで、既存の開発チームが陥っていた罠を回避できた。
人間の知性といえば、……
次回:「AIにアハ体験は無理」
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